柔道整復師の転職先とは?転職以外に年収アップする方法も解説!

近年では柔道整復師の需要が高まっており、さまざまな転職先が存在しています。どのような転職先があるのかだけでなく、自分に合っている職場はどこなのか、また転職先で年収アップに期待できるかは気になるところでしょう。

この記事では、柔道整復師の転職先をピックアップし紹介します。また、柔道整復師としてのスキルアップや、新たな資格取得で広がる転職先についても解説していきます。

転職を検討している方だけでなく、現職でより高い年収を得るための情報も盛りだくさんです。ぜひ最後までお読みいただき、転職や年収アップのための参考にしてください。

 

柔道整復師の転職先とは

柔道整復師は、柔道整復師が持つ知識や技術・資格を活かした転職が多い傾向です。同じ医療従事職である整体師やカイロプラクター・マッサージ師・鍼灸師と同時に、リハビリテーション職への挑戦も注目されており、転職先候補とされることも多くなりました。

これらの職種の中でも鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師などは、柔道整復師とは異なる国家資格が必要です。そのため、養成学校で再び勉強し、国家試験に合格したうえで転職先を探す人もいます。また、整体師のような民間資格だけが必要な職種への転職も見受けられます。

一方で、異業種への転職も珍しくありません。接客力や体力などを生かして、営業職や不動産業などといったまったく異なる業種への転職も可能です。

柔道整復師の転職難易度

柔道整復師は国家資格を持っているため、同業界内での転職の難易度は比較的低いと考えられます。特に実務経験や技術を持つ人は歓迎される場合が多く、積極的に採用されるケースも少なくありません。

中でも整骨院や整形外科は全国各地にあり、求人も見つけやすい傾向にあります。しかし、よい条件の職場は競争率が高く、経験者だからといって必ずしも採用されるわけではない点に注意が必要です。一部の整骨院ではアルバイトやパートから始め、実力が認められてから正社員へ昇格するような場合もあります。

一方、医療やヘルスケア分野とは異なる業界は、柔道整復師としての経験を直接活用するのが難しい環境です。しかし、異業種への転職でも、接客スキルや体力面など柔道整復師として培った能力が役立つ業界もあります。

医療現場より難易度は高めではあるものの、スキルを活用できる業界では転職できる可能性が高まるでしょう。

 

柔道整復師の転職は何歳までできる?

柔道整復師の転職は20〜30代だけでなく、40代以上の年齢層でも可能です。同業種への転職を希望する場合、技術力があれば年齢を問わず転職しやすいといえます。柔道整復師としてスキルアップや良い職場環境を求めて転職する場合、年齢の縛りはあまりないと考えてよいでしょう。

ただし、業界や業種によって若年層のキャリア形成を重要視しているような場合など、35歳を超えると転職が難しくなることがあります。そのため、異業種で新しいキャリアを築くためには早めの転職が有利です。

柔道整復師としての経験を活かしながら、自分の年齢やキャリアを考慮して最適な転職先を見つけることが大切です。スキルや経験を重視した転職活動を行えれば、年齢を問わず転職が成功する可能性が高まるでしょう。

 

柔道整復師の転職理由

柔道整復師の数は近年増加傾向にありますが、一方で仕事を辞める人も少なくありません。正確な離職率は公開されていませんが、1年以内に現職を去る人もいるようです。

柔道整復師は同業界内で転職する人が多く、転職理由としては、給与や待遇・勤務時間・休日への不満などが挙げられます。また、柔道整復師の職場は個人経営の院も多く、院長の方針に合わない場合に転職を選ぶ人もいるようです。

一方で異業種へ転職する人は、柔道整復師の仕事自体に辞めたくなる理由があったり、健康上の問題で続けられなかったりというケースがあります。

柔道整復師が転職を考える理由は一人ひとりさまざまですが、最適な働き方や環境を見つけ理想の働き方を追求するために転職活動を行うことが大切です。

柔道整復師の年収アップなら転職よりも独立がおすすめ

柔道整復師として転職したい理由が年収アップのためなら、転職よりも独立がおすすめです。独立開業することで自分の実力と経営手腕を存分に発揮でき、結果的に年収を上げられる可能性が高まります。

実際に年収1,000万円以上を稼いでいる柔道整復師は独立している人が多いともいわれ、正社員として柔道整復師をしている人よりも年収が高い傾向です。

ただし、独立開業には決して楽な道のりではありません。独立開業にはリスクも伴いますし、事業を立ち上げ継続して成功させるためには経営知識やスキルが求められます。開業すれば誰でも成功し、年収が上がるわけではないのです。

柔道整復師として独立開業の際には、事前にビジネスプランの作成や市場調査を行い、自分に合った戦略を立てて取り組むことが大切です。また、地域のニーズに合ったサービスを提供するなどして顧客満足度を高めることも重要です。

成功事例や失敗事例を調べ、自分が直面するであろう課題に対して適切な対策を講じることで、年収アップが目指せるでしょう。

⇒廃業ラッシュ!?整骨院開業の失敗原因4選【失敗事例を知って対策しよう】

 

まとめ【柔道整復師が転職以外に年収を上げるなら独立開業がおすすめ】

柔道整復師の転職は、同業種内では年齢層に関係なく転職がしやすい傾向にあります。しかし、異業種への転職を検討している場合には、早めに転職するほうが採用確率やキャリア形成に有利でしょう。

転職したい理由が年収アップを目指したいということなら、独立開業がおすすめです。しかし、独立開業では資金や顧客獲得のみならず、市場調査や経営スキル・高い技術力を持ったサービス提供が必要となります。成功や失敗の事例をしっかりリサーチし、事前に細かなビジネスプランを作成することが重要です。

柔整開業.comでは、整骨院の開業を目指す方の成功を応援しており、個別相談や無料セミナーを開催しています。また、開業支援に力を入れており、開業に必要な手続きや書類などのお役立ち資料の提供も行っています。開業で年収アップしたいとお考えの方は、ぜひ「柔整開業.com」の情報を参考にしてください。

 

コラム一覧に戻る