整骨院の開業が失敗する原因ワースト4とは?

この記事を読んでくださっているのは「整骨院を開業したい」「長年の夢を叶えたい」という方だと思います。

念願の整骨院を開業するなら、絶対に失敗はしたくないですよね。

現在、日本では人口が減っているのに対し、整骨院の開業は年々増えています。それに比例し、整骨院の廃業率は年々上がっているようです。

廃業しなかったとしても、一人で経営してギリギリの経営状態で保っているところは少なくありません。一人で経営すると固定費が40~45万円かかるので、最低でも70万円の売り上げがないと経営が成り立ちません。

失敗を避け、繁盛する整骨院を作るためには、失敗しやすい整骨院の特徴を開業前に知っておくことが大切です。

今回は、整骨院の開業が失敗する4つの原因や、失敗事例から学ぶ注意点をお伝えします。

1、整骨院の開業に潜む4つの落とし穴

その1:場所選びを間違えている

最も大切なのは場所選びですが、開業の際に資金を潤沢に持っている方は少ないですよね。一人で開業する場合、削るべきでない部分で経費削減しようとする方が多く、固定費を安くしたいからと空中階の店舗を選んでしまうケースがあります。すると露出が少ないため、広告宣伝費が無駄に高くついてしまうこともあります。空中階はなるべくなら避けたほうがいいと言えるでしょう。

その2:顧客分析ができていない

想定する顧客について、きちんと分析できていないまま開業してしまうケースも多く見られます。例えば田舎でお年寄りを相手にする接骨院であれば、院内の雰囲気が雑多な印象であっても許容範囲だと思います。敬語を使わず話しても、親しみやすいと思ってもらえるかもしれません。しかし都心や繁華街で開院する場合、雑多な雰囲気の院内でフレンドリーな接客をしてしまうと、うまくいきません。想定する顧客がどのような雰囲気やサービスを求めているのか、開院前にきちんと分析しておくことが大切です。

その3:サービス業としての視点がない

整骨院の開業は年々増えていますが、院内の清掃ができていないなど、基本的なサービスが疎かになっている整骨院も多く見受けられます。部屋の角に埃が溜まっていたら、またここに来ようという気持ちにはなれません。柔道整復師はあくまで技術者なので、最高の技術を提供すればうまくいくと思っている方が多いのです。近年、整骨院は競争相手が増えているので、サービス業的な視点が求められています。技術に自信を持ちながら、この視点が欠けている方もいますが、それではもったいないですよね。今の時代、客層に合わせた接客サービスは必要です。

その4:開業しても待っているだけ

念願の開業に至っても、HPやチラシだけ作って、うまく活用できていないというケースが多いです。しかし待っているだけではお客様は増えません。失敗とまでは言わなくても、ジリジリと下がっていく売上を前にどうしたらいいかわからず焦っているというご相談をよくいただきます。ただ待っているだけでは、一回来たお客様に戻ってきてもらえません。よほどずば抜けて技術力が高く、一発で痛みが取れるなどの強みがあるのなら別ですが、競合が多い今の時代は、HPやチラシなどを活用した戦略的な経営が大切です。

2、失敗してしまった事例

何千もの整骨院と関わるなかで、失敗したケースも残念ながら数多く見てきました。失敗してしまった事例で圧倒的に多いのは、将来を見据えた運転資金を確保せずに開業してしまうケースです。資金ありきで物件の取得費用や開業費用は計算できますが、開業すれば人が来るだろうと楽観視して、積極的な営業活動をしていない方が多いのです。

事実、今までサポートしてきたなかで、特別な事情がないまま閉院に至った方は1人しかいませんでした。それ以外の失敗事例は、昼休みなど空いている時間も対外的な営業活動をしていなかったことが原因です。

外に出てチラシを配ることは原始的に思えるかもしれませんが、その場所に何があるのかのアピールにはなります。どんな人が施術するのかを知ってもらうこともできるので、単にビラを渡す以上の効果があるのです。

チラシをもらうと、興味のある方はHPを見にきてくれます。そこで大切なのは、HPをきちんと更新しているかどうかです。

清潔感のある空間なのか、どんな施術が受けられるのか、価格は明示されているのか?

お客様はここをチェックしているので、しっかりとHPに記載するようにしましょう。

3、開業後に気をつけるポイントとは

整骨院の経営を成功させるためには、新患率とリピート率を把握することが大切です。新患4割、リピート6割が美しい比率なのですが、これを把握している整骨院は多くありません。ベッドの稼働率、ベッド一台で単価がいくら取れているのかも把握しておきましょう。ここを意識している整骨院は成功しているところが多いです。

4、私たちがサポートすることで回避できること

開業支援を受ける際、多くの人には目的があると思います。最も多いのは、融資を受けたい、物件を探したいというご相談です。

融資の相談では「いくら必要ですか?」と聞かれた際に、初期投資分しか考えていない方が多い印象です。4~6ヶ月分の運転資金を確保するようにお伝えしています。

政策金融公庫の支店の裁量が1000万円なので、運転資金を確保しつつ、いかに1000万円に抑えるかを一緒に考えます。また、集客に必要な準備や運用方法もアドバイスします。

整骨院の開業を成功させるには、ただ待っているだけではうまくいきません。

開業時は出店することだけで一杯一杯になってしまいがちですが、事業計画書をしっかり立てることが大切です。事業計画書づくりも一からお手伝いします。

商圏はどこを想定しているのか?
ターゲットは誰で、その人にどんな価値を与えたいのか?
ターゲットはどんな空間や接客を好むのか?
技術面はどんな差別化ができるのか?

これらの質問に答えていくことで考えが深まり、開業のビジョンが明確になります。

整骨院開業をお考えの方、開業に関するお悩みがある方は、ぜひ柔整開業.comの無料開業相談をご利用ください。

みなさんの整骨院開業体験記も併せてご覧ください。

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