整骨院の開業を成功させるための完全ガイド

整骨院を開業したいと考えている方にとって、成功への道のりは決して簡単ではありません。
ですが、しっかりと準備を行い、必要な情報を押さえておけば、経営の成功率を大きく高めることができます。

本記事では、整骨院開業のメリットデメリットから始まり、必要な資格資金計画物件選び保険制度集客方法までを詳しく解説します。
これから整骨院を開業したいと考えている方すでに準備中の方にとって必見の内容です

 

整骨院開業のメリットとデメリットとは?

整骨院を開業する際には、良い面と注意すべき面の両方を理解することが重要です。

地域密着で安定したニーズがある

整骨院は地域密着型のビジネスです。
日々の暮らしの中で、肩こりや腰痛、スポーツ障害などに悩む人が多いため、一定のニーズが常に存在します

特に高齢化が進む地域では、日常的な施術を求める患者が増加傾向にあります。

地域に根ざした信頼関係を築けば、口コミや紹介によってリピーターが増えることも期待できます。

このように、安定した需要があるのが整骨院開業の大きなメリットです。

自分の治療方針で自由に運営できる

整骨院を自分で開業すれば、治療方針や施術方法、営業時間などをすべて自分で決めることができます。

勤務先の整骨院ではできなかったオリジナルな治療スタイルを実現したい人には大きな魅力です。

患者に合わせた柔軟な対応がしやすく、信頼関係も築きやすくなります。

また、自由な経営スタイルを確立できることで、モチベーションの維持にもつながります

 

初期費用や運営コストがかかる

整骨院の開業には、物件取得費施術機器の導入内装工事など多くの初期費用が必要です

一般的に500万円〜1000万円程度の資金が必要とされており、開業資金の準備が大きな課題となります。

また、運営を続けていくためには、家賃人件費材料費広告費など毎月のコストもかかります。

経営が軌道に乗るまでの資金繰りをしっかり計画する必要があります

 

集客が難しく競合も多い

整骨院の数は年々増加しており、競合との違いを明確にしないと埋もれてしまうリスクがあります。

特に都市部では同じような施術を提供する院が密集しており、集客が難しくなっています。

開業後すぐに集客できるとは限らず、時間をかけて信頼を築く努力が必要です。

差別化のためには、施術の特徴やコンセプト、サービス面の工夫が求められます

 

整骨院の開業に必要な資格や条件をチェックしよう

整骨院の開業には、法律で定められた資格や届出が必要です。
事前に要件を確認し、抜け漏れのないようにしましょう。

 

柔道整復師の国家資格が必須

整骨院を開業するには、柔道整復師という国家資格が必要です。

柔道整復師は、骨折や脱臼、打撲、捻挫などに対する施術を行う医療系の専門職で、資格取得のためには専門学校や大学で学び、国家試験に合格する必要があります。

資格がないと、法的に施術を行うことができません

また、開業者本人が資格保有者でない場合でも、雇用するスタッフに資格保有者を配置する必要があります。

 

保健所への届出が必要

整骨院の開業時には、管轄の保健所への施術所開設届が必要です。

この届出は、開業前に必ず済ませておくべきもので、設備や衛生環境に関する要件も満たす必要があります。

届出に際しては、図面や設備一覧などの提出が求められることもあります。

事前に保健所へ相談しておくとスムーズに進められます。

 

施術管理者研修の受講が必要なケースもある

療養費を保険請求するためには、「施術管理者」として認められる必要があります

実務経験1年以上に加え、「施術管理者研修」の受講が求められることもあります。

この研修を受けていない場合、整骨院として保険請求ができない可能性があります。

保険取り扱いを考えている方は、早めにスケジュールを確認し、必要な手続きを行いましょう。

 

整骨院の開業にかかる費用と資金計画の立て方

整骨院の開業にはまとまった資金が必要です。費用の内訳と調達方法を理解しておきましょう。

 

初期費用は500万円〜1000万円が目安

整骨院の開業には、最低でも500万円程度の初期費用がかかるといわれています。

主な費用項目には、物件取得費、内装工事費、施術機器の購入費、広告宣伝費、備品などがあります。

エリアや規模によっては1000万円以上かかるケースもあります。

正確な見積もりを出すことで、無理のない開業計画を立てられます

 

開業資金は融資や助成金を活用できる

資金が不足している場合は、日本政策金融公庫自治体の融資制度を活用しましょう

低金利で借りられる制度もあり、資金調達の強い味方になります。

また、開業支援の助成金や補助金が使えることもあるため、最新情報をチェックしておくことが重要です。

書類の準備や面談なども必要なため、早めに行動することが大切です

 

運転資金も含めた資金計画が必要

開業初期はすぐに収益が出るとは限りません。

家賃や人件費などのランニングコストを含めた6ヶ月分程度の運転資金も確保しておくと安心です。

経営が安定するまでの期間を想定し、資金ショートを防ぐことが成功のポイントです。

余裕を持った計画で、予期せぬ出費にも対応できるようにしておきましょう

 

整骨院の開業に向けた物件選びと立地のポイント

整骨院の成功には、立地選びが大きく影響します。

集客に有利な物件条件を知り、慎重に選ぶことが大切です。

 

人通りが多く認知されやすい立地が有利

整骨院は店舗ビジネスのため、人通りが多い場所視認性の高い場所にあると有利です。

駅近くや商店街、スーパーの近くなどは集客しやすく、認知されやすい立地といえます。

看板や外観がしっかり見える場所にあると、通行人が興味を持ちやすくなります。

ターゲットとする患者層に合わせて、立地を選ぶようにしましょう。

 

1階でバリアフリーの物件が集客につながる

高齢者や体の不自由な方が多く来院する整骨院では、バリアフリー対応が集客に直結します

1階で段差のない物件を選べば、誰でも通いやすくなります。

エレベーターのない2階以上の物件は、患者にとって負担になることもあります。

通いやすさ」を考えた物件選びがリピーターを増やすカギです。

 

駐車場の有無も患者の来院に影響する

郊外や車移動が主な地域では、駐車場の有無が来院のハードルに大きく関わります

専用駐車場があると、車での来院がしやすくなり、家族連れの患者にも喜ばれます。

駐車場がない場合は、近隣のコインパーキングを紹介するなどの工夫が必要です。

立地の条件と併せて、通いやすい導線を意識しましょう。

 

整骨院の開業前に知っておきたい保険制度と届出

保険の取り扱いを行う場合、必要な手続きや制度を正しく理解しておくことが求められます。

 

療養費の請求には保険者との契約が必要

整骨院では、打撲・捻挫・骨折などの外傷に対して健康保険が適用されます

この保険を使って施術費用を請求するには、保険者との契約や届け出が必要です。

施術の記録や同意書の管理も必要となるため、制度を理解して正確に運用しましょう。

保険者のガイドラインをよく読み、トラブルのない請求を行うことが大切です。

 

受領委任の届出をしないと保険適用ができない

保険適用の施術を行うためには、「受領委任の届出」を行う必要があります

これを提出していない整骨院では、保険診療としての施術が行えません。

保険者と直接やりとりする形になるため、事務作業も発生します。

正確な届出を行うことで、患者が自己負担のみで施術を受けられるようになります。

 

療養費支給申請書の提出が求められる

保険請求を行う際は、「療養費支給申請書」の提出が必要です。

これは、患者が保険診療を受けたことを証明するための書類です。

毎月の提出が必要なため、管理体制を整えておくことが求められます。

記入ミスや提出漏れがあると、支払いが遅れることもあるので注意しましょう。

 

整骨院開業に役立つ集客方法とマーケティング戦略

開業後の経営を安定させるには、継続的な集客が不可欠です。効果的なマーケティング手法を活用しましょう。

 

Googleビジネスプロフィールの活用が効果的

Googleビジネスプロフィールを登録しておくと、検索結果に整骨院の情報が表示されるようになります。

営業時間や場所、写真、口コミなどを見た患者がそのまま来院につながるケースも多いです。

無料で利用でき、スマートフォンで簡単に検索される現代において、非常に効果的な集客ツールです。

定期的に投稿や口コミへの返信を行うことで、検索順位も上がりやすくなります。

 

LINE公式アカウントでリピーターを増やせる

LINE公式アカウントを使えば、予約の受付やキャンペーン情報の配信が簡単にできます。

既存患者との接点を継続的に持つことで、リピート率が向上します。

「今日は空きがあります」「施術後の過ごし方」などの有益な情報発信も好印象につながります。

使い慣れているLINEで手軽に予約できるのも大きな魅力です。

 

整骨院専門のチラシやポスティングが有効

開業直後は、地域に周知してもらうためのオフライン施策も有効です。

ターゲットを明確にしたチラシを作り、ポスティングや新聞折込を行うことで、認知度を高められます。

「オープンキャンペーン」「無料体験」などの特典を加えると効果的です。

プロに依頼することで、より訴求力のあるデザイン・文章を作ることができます。

 

整骨院開業で失敗しないために気をつけたいこと

開業にはリスクも伴います。よくある失敗例を参考に、対策を講じることが大切です。

 

収支管理を徹底しないと赤字になりやすい

収益と支出のバランスをしっかり把握しないと、黒字経営は難しくなります。

開業当初は特に支出が多く、収益が安定するまでに時間がかかるため、細かい資金管理が求められます。

毎月の収支を記録し、無駄な支出を抑える意識が大切です

税理士や経理の専門家と連携するのも有効です。

 

差別化ができていないと埋もれてしまう

数多くの整骨院が存在する中で、自院ならではの強みを明確に打ち出すことが重要です。

たとえば「産後の骨盤矯正専門」「スポーツ障害に特化」など、患者のニーズに応えるコンセプトが必要です。

ホームページやチラシ、SNSでもその魅力を伝えるようにしましょう。

他院と何が違うのかを明確にすることで、選ばれる整骨院になります。

 

無理な融資で経営が苦しくなるリスクがある

融資を受けて開業する場合、返済計画をしっかり立てておかないと資金繰りが厳しくなります

収益の見込みが甘いと、月々の返済が経営を圧迫する原因になります。

無理のない融資額を設定し、必要最低限の資金でスタートできる工夫も大切です。

資金面の不安を減らすことで、施術やサービスに集中しやすくなります。

 

まとめ|整骨院 開業を成功させるために大切なこと

整骨院の開業には、多くの準備と計画が必要ですが、適切な情報と戦略があれば成功の可能性は高まります。

 

明確なコンセプトを持つことが大切

開業前に「どんな患者に、どんな施術を提供するのか」というコンセプトを明確にすることが重要です。

このコンセプトが決まっていないと、メニューや価格、マーケティングにもブレが出てしまいます。

患者目線でわかりやすく、共感されるコンセプトを打ち出しましょう。

これが他院との差別化にもつながります。

 

信頼される対応と技術を継続することが重要

どんなに立地や広告がよくても、最終的に選ばれるのは「span class=”bold red”>人」や「技術」です。

一人ひとりに丁寧な施術と対応を心がけることで、自然とリピーターが増えていきます

技術の研鑽やセミナーへの参加など、常に向上心を持ち続けましょう。

信頼される整骨院は、紹介や口コミが絶えません

 

経営スキルと情報収集が成功のカギになる

整骨院は医療サービスでありながら、経営者としての視点も必要です。

資金計画集客戦略スタッフ教育など、学ぶべきことは多くあります。

また、法改正や保険制度の変更にも常にアンテナを張っておく必要があります。

経営スキルと最新情報を常に更新していくことで、安定した整骨院経営が実現します

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    • ホームページの作成

といったように単なるアドバイスにとどまらず、実際に手を動かし開業準備を進めます。

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仕事をしている間も私たちが着々と準備を進めますので、今の仕事を続けながら開業の準備が整います。
中には開業の前日まで、仕事を続けていた方もいらっしゃいます。

 

仕事を辞めてから開業までの期間をかなり短くできるので、収入が途絶えず、安定した生活のまま開業が可能です

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