接骨院・整骨院の名前の4つの付け方とは？集客に有利なネーミングのコツを解説！
これから新たに商売を始めるとき、誰もが「名前をどうするか？」という問題に直面するでしょう。ネーミングは大事です。人に覚えられやすく、オリジナリティーがあり、商売内容も想像できるような名前は、それだけで集客にも貢献するはずです。
そこで今回は、整骨院・接骨院の名前の付け方や集客に有利なネーミングのコツについて解説していきます。
接骨院・整骨院におけるネーミング失敗のリスク
機会損失が発生する
誰もが付けるような無難な名前や、地域に2つ3つはありそうな特徴のない名前を付けることは機会損失に繋がります。目的の違うお客様が間違えて来院してしまったり、自院に来るはずのお客様が他院に流れたりするようなことが起こります。
チラシ・DMの集客効果が薄くなる
チラシやDMで名前を認知してもらっても、そこからインターネットで検索したときにヒットしないようでは、せっかくの苦労が水の泡です。自院の名前を検索したときに、自院がきちんと上位に（できれば１番上に）出てくるような名前を付けましょう。
SEO対策が難しくなる
整骨院・接骨院の名前に誰も検索しないような言葉を入れると、SEO対策が難しくなります。インターネットでの王道の検索ワードは「地域名 ＋ 接骨院・整骨院」「地域名 ＋ 症状名」になります。これらを無視して、全く関係のない名前にすることで、ホームページを使った集客が難しくなってしまいます。
接骨院・整骨院の名前の付け方4選
検索で上位にヒットする名前を付ける
SEO対策、つまり検索上位にくるような名前にする方法があります。公式ホームページやコラムなどで接骨院・整骨院の名前はあちこちに載ることになりますが、その際、名前の中にSEO的に有利な競合の少ないキーワードを使うことで、検索時にヒットしやすくなります。昨今ではインターネットでお店やサービスを検索することが当たり前になっているので、SEO対策を意識したネーミングは効果があるでしょう。
地域名を含めた名前を付ける
接骨院・整骨院に地域名を含めた名前を付ける方法もあります。先述したSEO対策の話とも関係しますが、例えば整骨院を検索するときに、「地域名＋整骨院」「駅名＋整骨院」などと検索するので、名前に地域が入っていると集客に有利に働きます。ただし、地域名と言っても「東京」「横浜」のように有名且つ広範囲に渡るような地域名は避けましょう。できれば、地下鉄や私鉄沿線の駅程度の知名度と範囲の地域名にしましょう。
施術名を含めた名前を付ける
これから開業する接骨院・整骨院の特徴を表すような名前も効果的でしょう。例えば「肩こり」や「腰痛」など、明確な症状を名前に入れることで特定のターゲットに訴求できます。競合の多い業界なので、特に力を入れて取り組む症状をアピールして差別化をはかってもよいでしょう。
覚えやすい・わかりやすい名前を付ける
名前で個性を出そうと、凝りすぎて難解な名前にすることはおすすめできません。英語ならまだしも、中にはフランス語やスペイン語などを取り入れた店舗名もありますが、覚えられない上に、何の商売かよくわからないということにもなってしまいます。それよりは、商売内容を彷彿させるようなわかりやすい名前にすることをおすすめします。
接骨院・整骨院で差別化できる名前を付ける3つのコツ
競合の接骨院・整骨院をリサーチする
ある程度名前が絞られてきたら、競合の整骨院・接骨院で同じ名前や似たような名前がないか、あらためて調べてみましょう。もし同じ名前や似たような名前の店舗がすでに存在していたら、お客様は混同して間違えて違う店舗に入ってしまうかもしれません。SEO対策的にもインターネット上に同じ名前があることは好ましくないので、競合と被らない名前にしましょう。
都市開発の計画を調べる
開業予定の市区町村や地域の将来的な都市計画を調べてみてもよいでしょう。新しいランドマークが建設されるかもしれませんし、市区町村が合併して今の地名がなくなってしまうかもしれません。長期的に商売をやることを考えると、その街の将来を知っておいてもよいでしょう。
Googleマップを意識した名前を付ける
MEO対策（マップのSEO対策）を意識したネーミングという選択肢もあります。院名が長くなるかもしれませんが、具体的な施術名を院名に入れると検索時に上位表示されやすくなるでしょう。
接骨院・整骨院の名前で使用できない5つの表現
誇大広告
「地域で１番の技術！」「腰痛に最も効果のある治療」などの最大級表現は誇大広告にあたるため、名前で使用することができません。また、「確実に治る」「５歳若返る」といった断定的な表現も効果の誤認につながるため避けたほうがよいでしょう。
経歴・出身校の名称
整体院の名前の中に、信頼獲得のために自分の経歴や出身校を入れようと考えることもあるかもしれません。しかし、これは医療類似行為の法律によって禁止されていることです。
具体的な施術内容
具体的な施術内容を名前にすることも、法律で禁止されています。施術内容は整体院の個性や特徴を表す重要なものですが、名前の中や広告などには使えないことを覚えておきましょう。
治療・治るという表現
接骨院・整骨院で行われる施術は医療行為ではないため、「治療」や「治る」という言葉を使うことはできません。よって、名前も「〇〇クリニック」「〇〇治療院」といったものは使用しない方がよいでしょう。
医薬品・医療器具の名称
接骨院・整骨院では、健康食品や健康器具の販売をすることがありますが、これらは医薬品・医療器具でなないので、医療的な効果をうたうような表現は禁止されています。
まとめ【接骨院・整骨院の開業準備なら柔整開業.com】
他院との差別化で、凝ったネーミングを考えることもあるかもしれませんが、大切なことはおしゃれな名前にして個性を出すよりもSEO対策などを意識した検索されやすい名前にすることではないでしょうか。開業にあたっては、名前を考えることも大事ですが、それ以外にもやるべきことはたくさんあります。事務的なことや法律的なことなどはプロの手を借りて、着実に準備をすすめてみてはいかがでしょうか。
柔整開業.comでは、以下のような項目において整骨院（接骨院）の開業支援を幅広く行なっております。
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